制作者佐野薫に断りなく転載禁止
小学生低学年と親子が楽しめる手打ちそばの作り方です
文章は子供向きではありませんので親が教えてあげてください
はじめに | 初めての子供でも成功するようにしてあります。そのために ①そば粉の比率が多いと切れやすく作業が難しいので小麦粉の(割り粉)比率を高くして、そば粉6対小麦粉4にしました。 ②延ばしたときに大きくならないように粉の量は120gにしました。 ③子供は迅速な作業ができません。途中で乾いてきますので水の量を多くしました(加水率50%)。 ④他にも手にくっつくのを防ぐために箸で混ぜる。ラップの芯棒を麺棒の代用にする。包丁による怪我防止のためにビデオテープのケ ースをコマ板代わりに するなどの工夫をしてあります。⑤親が作るときには材料に倍率をかけてください。ただし、500gを超えると 大きくなって作業が難しくなります。 |
用意するもの | そば粉70g 小麦粉50g 打ち粉(そば粉でも小麦粉でもよい)。 水60gを30g・15g・15gに分けておく。 量が少ないので粉と水の僅かな違いでも失敗につながります。秤で正確に計量のこと。 ボール 泡立て 箸 小さじ 麺棒(ラップの芯棒) ビデオケース 包丁 まな板 |
(1)そば粉と小麦粉をよく混 ぜ合わせる。 |
(2)水30gをかたよらないよ うに入れる。 |
(3)箸で1分間ぐらい混ぜて 水をゆきわたらせる。 |
(4)次に水15gを入れる。 |
(5)固まりの大きさが平均に なるようにする。 |
(6)指ですくい上げるように して混ぜる。こねてはいけない。 |
(7)このように小さな粒にな ればよい。 |
(8)残りの水15gから小さじ に1ぱいをとっておく。 |
(9)残りのの水を入れる。 | (10)よく混ぜる。 | (11)指で持ち上げるように混 ぜていると色が濃くなり固まり が大きくなってくる。 |
(12)取っておいた小さじ1ぱ いの水を入れる。(魔法の水) |
(13)指を立てて熊手のように 左右に回すとたちまちのうち に固まる。 |
(14)やがて2~3個にまとま るので、あつめて1個にする。 |
(15)手のひらで押しつけるよ うにして折りたたみながらつ やが出るまで何度もこねる。 |
(16)表面がなめらかになりつ やが出てくればよい。 |
(17)周りを中心に向けて折り こむ。 |
(18)板の上で転がして円 錐状にする。 |
(19)このようになればよい。 | (20)尖っている方を下にして 回わすようにしながら押さえる |
(21)このようになればよい。 | (22)両手を重ねやさしくて少 しずつ回しながら薄くする。 |
(23)厚さ8ミリくらい。特大の 草加せんべいのようにする。 |
(24)打ち粉を表と裏にたっぷ りと振る。 |
(25)円の直径方向に麺棒を ころがして菱形を作る。 |
(26)このようになればよい。 | (27)次に幅の狭い方も同じ ように延ばす。 |
(28)四角になればよい。 |
(29)四辺をそれぞれ延ばし てゆく。 |
(30)均一な厚さのチェックは 二つに折って指を動かしてみ るとわかる。 |
(31)小さいのでびょうぶ折り にする。 |
(32)こま板の代用にビデオテ ープのケースは安全で使いや すい。 |
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